元気になるオルソペディック ブログ
椎間板内酵素注入療法を語る!!行く年、くる年編
クリスマスが過ぎ、2021年も残りわずかです。
2020年4月から椎間板内酵素注入療法を導入して1年以上が経過しました。2021年になってさらに腰椎椎間板ヘルニアに対する椎間板内酵素注入療法を行う症例数が増えており、全国的にも有数の症例数になっております。
今年はコロナ禍で学会参加、発表などを現地で行うことは数回しかありませんでした。しかしZOOMなどのweb開催の研究会や勉強会などに参加する機会は増えました。
2021年は椎間板内酵素注入療法について、地方会で2回、社外講演2回と4回の発表する機会をいただきました。
社外講演会では、学会や学会後の懇親会などで交流のある、安生更生病院の新城先生、府中病院の笹岡先生とwebで講演を行い、とても勉強になりました。
新城先生はヘルニコアの基礎的研究から開発までされた名古屋大学整形外科の医局に属されております。発祥の地である、愛知県なので他県に先駆けて多くの症例経験があります。豊富な経験から有効性と安全性についてご講演いたただきました。
なんと145症例!!
椎間板内酵素注入療法を導入することで脊椎手術自体は増加してますが、腰椎椎間板ヘルニアに対する手術は減少しており手術を回避できているとのことでした。
当院でも手術全体に占める、腰椎椎間板ヘルニアに対する手術自体は減少しており、椎間板内酵素注入療法を導入することで手術回避症例が増えていることを実感しております。
笹岡先生とは趣味が同じで学会、研究会など学会活動以外でも可愛がっていただいており、兄貴的存在です。
笹岡先生は特殊症例を中心に有効性についてご講演いただきました。再発ヘルニアに対する椎間板内酵素注入療法もある程度有効との内容でした。当院でも再発ヘルニアに対する椎間板内酵素注入療法を行っておりますが、有効性を感じており、地方会で先日講演させていただきました。
当院での症例数も増え、臨床データもありますので、来年は学会発表で臨床に還元できるよう努めていきたいです。できることなら、現地開催で!!
笹岡先生、新城先生スライドありがとうございました。
それではよいお年をお迎えください。
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